平成28年3月16日(№6956) 過疎集落の「足」をどうするか

過疎集落の「足」をどうするか

先週の土曜日に竹の子学園のサポーターのお伴で久しぶりに畑を訪問した。3月19日は閉園に伴いお別れパーティーをすることになった。天気は一時雨のようだが気温が高いので何とかなりそうだ。短時間だし大したことは出来ないが、きれいに整備した運動広場で思い出の運動会をする。など思いを入れながら準備をしていたが短距離の往来を心配した。

 

竹の子学園のある集落は狭くはないが26世帯あり、平均年齢は70歳を超える。道路は広いが歩かないとことが捗らない。散歩なら構わないが用事を果たすことになれば問題は大きい。地域によれば「自家用有償旅客運送」を運営しているところもあるようだ。便利はいいようだか問題点が多すぎる。「運行管理、運転者、設備管理、事故発生などの安全」。

 

地域は高齢化し大半の高齢者は70歳を超えている。免許証を返納した人も多い。まさか無免許で運転する訳には行かず、町外への遠出には困っている。バスも動いているが自宅からバス停までの運行に時間が掛かる。逆にバス停から自宅まではさらに厳しい。タクシーも簡単には来てくれないし、病院へも簡単には行けない。この不便は益々ひどくなっていく。

 

某地域ではキチンとした組織で運営しているが、全世帯550のうち登録者は53世帯に留まる。これでは車代、運転者代諸々の経費は補助金を50万円もらったのではおっつかない。補助金貰ってトントンでは格好がつかない。しかし、こうした不便を誰が補ってくれるのか。仕方がないと言えばそれまでだが、放置するには余りにも不公平に過ぎる。

 

交通の問題だけなく不公平は限りなくある。一つ一つにいちゃもんを付けて税金に頼るものか、自分たちで賄えるものは自分たちで収めるのか、考える問題は幾らでも出てくる。

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