平成28年4月20日(№6978) 老化を知る

老化を知る

昨年12月心筋梗塞で倒れて以来、老眼が急速に機能しなくなった。もともとその気はあったのだが、眼鏡に助けられていると信じていた。ところが今回は違った。医者は白内障による老衰だから眼鏡を変えても見えるようにはならぬという。そんな馬鹿なと思いながら眼鏡屋に行ったところ、現在の眼鏡以上のものは作れないと。眼鏡屋の話だから信じた。

 

ますます目の老化は酷くなった。運転していても信号がはっきり確認できない。眼医者に降参して白内障の手術をすることにした。心配は尽きぬがやるかやらないか、やるなら任せるかまかせないか。多くの人は人生が変わったように明るくなるという。2歳年上の小島さんは6日間入院して快適になったとご自慢だ。時には失敗もあるが医師を信じて直したい。

 

無理をしている積りはないが、身体の至るところに老化による不自由現象が生じ始めた。まず身体の全体がスムースに機能しない。決して不具合ではなく、老化による不自由なのだ。70歳ころには感じなかった現象だ。要するところこれまで動いていたところが動かなくなったのだ。これは病気ではなく現象なのたと自分を納得させるのに時間が掛かった。

 

79歳も80歳もさほど変わりはない。その年代に達したということで不思議はない。講座のメンバーも同じ年代に感じるが、気持ちでは負けなくても身体は確実に老いている。そのことを認めて初めて当たり前になる。悔しいが入川さんも松本さんも米沢さんも同じように思っていたが、確実に10歳は違う。これから羨みなから差を実感することになろう。

 

老化は知ることに寄り豊かさを感じることになる。競っていればみじめになるだけである。この心境は「休め」という見舞い言葉から始まった。「休む」こととは何か、それを知る。

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