平成28年6月25日(№7030) 気配りの効果

気配りの効果

仕事は「使命感」で前に進むと思いがちだが、「気分」の方が大きな役割を果たしていると思う。高齢で病身の私が役に立つ仕事はさしてない。若い人に頑張って貰うことが大切だが、どうすれば効果があるか。怒り顔や怒鳴り声で成果が上がると思う経営者は少なくないが、そんなことで売り上げや利益が上がるのなら、これほど易しいことはない。

 

私の出勤は午前8時半、準社員を除いて全員が出勤している。事務所に入ると姿勢を正して「おはようございます」と頭を下げる。大抵の社員は起立してあいさつを返す。打ち合わせなどの現場業務はないから、あいさつの声は明るく大きい。「目配り」「気配り」「心配り」というが、新入社員のときの苦い思い出も多くあるのではないか。「気分」には「気配り」。

 

「気遣いは部下がするもの」「忙しくて気配りする暇もない」「気遣いをしても業績が上がる訳ではない」。そんな幹部ばかりだと。業績は絶対に上がらない。部下は怒鳴り声には耳を塞ぐ。怒り顔が役に立つのは目の前にいるときだけ。一流の幹部は「さりげない気遣いを忘れない」。立場に上下はあっても「心のマナー」を大切にしている。部下は敏感の持ち主だ。

 

「はず」で納得する幹部もいるが「部下は言わなくても分かっているはず」「周りの人は自分を理解してくれているはず」と勘違いしないで、「ほんの少しの気遣い」を「言葉」と「行動」で示せたら業績アップのきっかけになる。もっとも「気遣い」が「お節介」に変わることは知っておきたい。ひとりの人間としてさりげない「気遣い」や「行動」が求められる。

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