平成28年7月28日(№7063) 猛暑日が遠慮なく

猛暑日が遠慮なく

病院にいても日照りは厳しくみんみんぜみの鳴き声は、夏を鮮やかに描き出す。今年は病院で暢気にしているが、いつもの年なら「竹の子学園」の8月塾やホームスティなどの準備で忙しい。昨年まで12期の親子農業体験塾を運営してきた。振り返って考えてみるとよくやってきたと自分をほめる心境である。昨年末の心筋梗塞で命に未練が出て廃園した。

 

もともとは13年前、胃がんの全摘出手術の回復のため始めた活動である。1月に手術を受け5月にやっと動けるようになり、即スタートした。計画は手術を受ける前に立て、地元の協力体制も整えた。塾生の募集、栽培野菜の計画、稲作の準備、公園の整備、キッチン棟やあずまやの新築など、やるべきことは山ほどあった。なぜかすべてのことが出来た。

 

4月から11月までの8か月間、やるべきことは山ほどあったが、多くの協力者のおかげで何もかもスムースに運ばれた。準備が難しいのは今の時期の8月塾とホームスティだ。子どもたちには喜ばれたが、メニューがいっぱいで企画と準備に追われた。ホームスティはお寺の協力で広い本堂を気ままに使わせてもらう。鐘を撞き、お経をあげ、異体験を楽しんだ。

 

そうめん流し、川遊び、スイカわり、花火、盆踊り、岩風呂体験、何もかも都会では味わえないことばかり。一旦止めたらもとには戻らない。病気で弱気になったせいもあり、もう一度と気力は振り絞れない。人間の萎えた気力は張っていてこそ役に立つ。子どもたから記念撮影をせがまれながら、わが人生の晩年をじっくり味わう。66~78歳の充実したとき。

 

いろいろな活動を続けてきたが、親子農業体験塾は自主自立で運営してきた。費用は全て自分の企業年金からで支出した。

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