平成28年9月14日(№7091) 戦略総務への理解

戦略総務への理解

総務とは何をするところか、そう訊ねられて明確に答えられるトップや社員は少ないだろう。企業というものは営業担当は大切にするけれども、間接部門である総務は従来通り仕事のやり方で済ましていないか。総務が変われば会社が変わると言われるが、社内の活性化、モチベーションの向上、ロイヤリティの向上。どれもが総務が戦略を持ってやる仕事だ。

 

企業は取り巻く環境により変化しなければならない。ダーウィン言葉に「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは変化に最もよく適応したものである」。企業も全く同じである。総務は企業の変化への適応のために仕事をすべきだ。電話当番も会計係も社内外の雑用も大切な仕事でおおむね総務がこなしているが本当は違う。

 

企業を取り巻く環境の変化には何があるのか。先ず一番には日本の人口の減少がある。生産年齢人口が減るということは社員の採用が難しくなるということ。二番目には消費の質的変化がある。常に新たな事業の創出、新たな取り組み、イノベーションが必要だ。三番目はグローバル化の進展とワークスタイルの変革である。少なくとも総務はコア業務ではない。

 

総務の第一優先課題は「業務の明確化と効率化」である。わが社の歩みを考えても、総務がしっかりしていたから現在も生き残っている。総務は「縁の下の力持ち」という立場で仕事をすることが多くなり、普通にやって当り前。少しでもミスをすると叱られる。零細企業ほど総務に対する認識を改め、経営に対する役割の視点を変える事がトップに求められる。

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