平成28年9月20日(№7097) 女性の強さに低頭

女性の強さに低頭

「敬老の日」にはいろいろな人口推計が発表されるから楽しみだ。その中でも際立つのは女性の生命力の強さである。18日に総務省が発表した推計によると、女性の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が9月15日時点で30,1%となり、初めて3割を超えた。平成13年に20%を上回り、21年に25%を超えた。驚くべきスピードで女性が男性を圧倒。

 

高齢者(65歳以上)の人口は73万人増の3461万人で、割合、人数とも過去最高を更新した。後期高齢者医療制度の対象となる75歳以上は1697万人で総人口の13,4%。女性が1037万人、男性が660万人と開いた。100歳以上になると男性は10%になる。女性のお世話になる男性としては文句の言いようもないが、総人口減、高齢者増で社会の行方は。

 

労働力でも高齢者が12年連続で増加し、730万人と12年連続で過去最多を記録中である。約半数の360万人が企業で雇用されていて、このうち74,2%に当たる267万人がアルバイトやパートといった非正規雇用だった。就業率は21,7%で米国、カナダ、欧米6ヵ国をよりも高かった。男女別では男性30,3%、女性が15,0%とこの場面では男性が圧倒した。

 

高齢者のための生きがい講座を開いているが、ここでも女性が圧倒的に凌駕している。年齢は65歳~90歳超だが、講座によると90%が女性に占められている。ここの特徴は男性の衰えに比べて女性の蘇り率が高いということ。年齢を重ねながら気分が若くなるというから驚きだ。高齢者の引きこもりも男性が多く、病院の車いすでは男性が乗る。増える傾向だ。

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