平成28年9月24日(№7101) 親の老い

親の老い

今週は「敬老の日」と「秋分の日」があり、どちらかというと湿っぽいメッセージになった。子どもは親の老いをどのように考えているか、と改めて問われると親が健常者であればほとんどの子たちは何も考えていないのではないか。老いについては漠然と不安を感じる人が62,6%あり、明確な不安を感じている人16,8%、合わせて79,4%あるが…。

 

そのうちの83,4%の子らが「なにもしていない」。わが家でも妻はまだ平均寿命まで六年余あるが、私は平均寿命を超えた。ところが何もしていないのに親の老いは半数の子どもらが実感している。トップは「白髪やシワが目立つようになった」。次いで「物忘れが目立つようになった」。その他も「耳が遠くなった」「背中が丸くなった」などあるが割合が低い

 

子にとってみれば親が認知症や寝たきりにならずに元気でいてくれることは、今の自分たちの暮らしを守る重要なファクターとなる。親を喜ばせ、いつも笑顔でいさせること。即ち心の健康を保つことも大切だ。親の心身の健康を願い、その維持のための努力は子として極めて自然なことである。ところがそう出来る子どもは極めて少ない。反対の行いが多い。

 

老いた親のことを常に心にとめ何が出来るかを考えることは、自分のためであると同時に「社会のため」にもなる。日本は世界一の超高齢化社会を迎えている。年金、医療、福祉など国の財政面に与える影響に加え、ビジネスマンとしての視点を教えてくれるのは老親たち。「シニア市場の開拓」などは「自分の親のこと」に置き換えると理解も進むだろう。

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