平成29年10月2日(№7434) 不可思議な民進党の身売り

不可思議な民進党の身売り

前原民進党代表は9月1日に就任し、25日には解党した。代表戦に立候補したときその作戦があったのかどうか分からないが、おそらく小池都知事が「希望の党」を結成したのが動機だろう。役立たずの民進党がなくなるのは構わないが、名前だけの党に野党第1党が身売りするのも可笑しな話である。単に人気だけに乗るのでは支持する有権者はたまらない。

 

前原代表は民進党の候補者全員が、希望の党に公認されると言っていたが小池代表は「排除あり」という。公認者には条件を出し、条件に合わないものは排除するという。それでは民進党のリベラルは納得しないだろう。告示まで時間は少ないがすんなり収まりそうにない。民進党は綱領もあり、候補者も地方組織も潤沢な150億円の政治資金も持っている。

 

希望の党は一次公認を内定したが、民進党の名簿からは1名も入っていない。それどころか対抗馬が入っている。少なくとも30名は排除されるという。そうすれば民進党を残せ、新党を作れという動きも出て来る。新党なら参院議員に作って貰わねば、もはや衆院議員は職を失っている。これからの10日間、どんなドラマが展開されるか、予想もつかない。

 

小池さんは都知事を辞めるのか、東京五輪まで3年を切ったいま知事の座を投げ出せば「小池人気」は失墜、知事に留まれば希望の党の爆発的人気は得られない。この判断が選挙の結果を大きく左右する。綱領や政策の協議をしないままで新しい党が生まれる。結局は国民が損をする。人気だけで日本の政治が生まれ変わるのか。安倍さんはしっかりして欲しい。

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