平成29年10月3日(№7435) 「ややややや」の大相撲

「ややややや」の大相撲

大相撲は思いがけず豪栄道が平幕に敗れ、優勝には遠かった日馬富士が同点決勝を制して優勝した。毎日の新聞の星取表は上から五人の横綱大関が「ややややや」。見慣れたが何とも違和感があった。ところが相撲は面白かった。お目当てたちはみんな休んだが、若手が張り切って奇跡を呼んだ。豪栄道はあんなもの。強弱がはっきりしていて安定感がない。

 

日馬富士は序盤に三連敗し、阿武咲との負けっぷりは相撲史に残るほど見事だった。それにしても豪栄道の負けに付けこんで本割で圧倒し、決定戦では相手に相撲を取らせなかったのは見事だった。11勝4敗とはみっともない数字であるが、それでも優勝に間違いない。日馬富士は一人横綱で満身創痍であったのによく頑張った。優勝杯は横綱がよく似合う。

 

異常事態の秋場所を支えたのは若手力士だ。チケットが完売で満員札止めの幕は下がっていたが、特に2階席は空席が多かった。勝ち星こそ目立った力士はいなかったが、21歳の阿武咲、貴景勝の両力士とも金星を挙げた。物おじしない態度は強くなることを予感させる。来年の秋場所はどうなっているか楽しみだ。もしかしたら22歳の大関になっているかも。

 

新入幕の朝の山は13日目まで優勝の可能性を残し、健闘した。正統派で体型が良く相撲取りの見本のようだ。入門から10場所連続勝ち越し中でどこまで走るか。御嶽海も外連味のない相撲でよく勝ち越した。素材がいいだけに期待が持てる。稀勢の里が三役に復活する。もう一度大関に返り咲いて欲しいものだ。でも横綱・大関にはしっかりして貰いたい。

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