平成29年10月5日(№7437) 混沌とする政界

混沌とする政界

5日もすれば政権選択の選挙がスタートする。民進党は党勢低迷、離党ドミノで先行きが見えなくなった。新しく立ち上げた希望の党は、候補者不足、地方組織なし、選挙資金不足で一緒になるどちらの党もないないづくし。希望の党は混ぜ込んで過半数の候補を立てるようだが、小池党首は知事職に専念するというから総理指名には誰の名前を書くのだろうか

 

選挙には当選しなければ何もできないが、党綱領はさっぱり態を為さない。「情報公開」「しがらみ政治からの脱却」「税金の有効活用の徹底」などを掲げて開会句職を出しているが、具体的な政策には言及がない。衆院選公約も「中身のあるものを作っているが、まだ集約し切れていなので来週間まで待って欲しい」と細野元環境相。果して選挙に間に合うのか。

 

政策の調整は自民党出身の若狭勝氏が取りまとめているようだが、何といっても議員歴が浅い。果たして国民が納得できるものが出来るのか、はなはだ心もとない。憲法はどうするのか、原発ゼロの年限はどうするのか、政権との対立軸をどうするのか、細部の詰めは間に合いそうにない。構成要員も左から右までばらばらだ。果して真面な政治が出来るのか。

 

今の状況を見ていると「選挙のための野合」に見えて仕方がないが、国民はそれほどアホではない。自民党対希望の党、立憲民主党、共産党、民進党の残党と複雑になる。折角政権を取った民主党をここまで落とした菅、野田、蓮舫や幹部の責任は大きい。余程の好転材料が出ない限り、折角の小池さんも潰れてしまう。しばらくの間は自民党に託すしかない。

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