平成29年12月8日(№7501) 離職率ゼロの企業

離職率ゼロの企業

小宮コンサルタンツ代表の小宮一慶さんのレポートを読んでいると、「『離職率ゼロ』を実現した経営者は何をしたか」の一文が目に留まった。新卒採用が難しい時代、離職率ゼロは喫緊の課題である。何故に離職率をゼロに出来たのか大いに関心がある。結論は「従業員の働き甲斐を高めた」ことと言う。その通りだと思うが、それはそう簡単ではないと思う。

 

わが社は小さな会社だが社員の勤務態度は極めて優秀だ。長い間、無断欠勤、遅刻などゼロが続いている。前期の無欠勤はゼロと勇ましい。全員出勤は早く会社周辺の清掃をしているが、それは喜んでかどうか分からない。小宮さんが例に挙げた会社は離職率が低く仕事にたいして前向きに取り組んでいる。ではどんな取り組みが社員の心に響いたのだろうか。

 

具体的には定型のシートを作り、月初にお客様が喜ぶ小さな行動目標を書いてもらう。売り上げの目標など書くと叱られる。あくまでもお客様の喜ぶ目標である。たとえば「お客様のところの作業が終わったら周りを5分間掃除する」。それで5点が取れたら次の目標を立てる。次は「良い仕事の目標」。良い仕事とは①「お客様が喜ぶこと」、②「仲間が喜ぶこと」。

 

③「工夫」。その3つの目標を毎月立てる。お客様や働く仲間に喜んでもらうことで「働き甲斐を高める」ことが、一番のやる気の源泉になるというから、視点を変えることで社員を見る目が変わる。「次の人の仕事が楽になることを考える」、これは素晴らしいことだ。簡単なようだがこれは価値があると思う。わが社でもそっくり活用させてもらいたいものだ。

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