平成29年9月3日(№7405) 民進党の再生危うし

民進党の再生危うし

民進党は蓮舫代表、野田幹事長が辞任して9月1日、新しい代表の選出を行った。勇気がないのか、それとも人材がいないのか、変わりばえしない顔馴染みの前原氏、枝野氏の平凡な対戦となった。午後1時よりNHKの実況放送を見たが、パフォーマンスのない静かな選挙を見て落胆した。こんなものだろうと変な納得をしながら、これからの日本を案じた。

 

選挙前の予想通り前原さんが502ポイント、枝野さんが332ポイントと170ポイントの大差? で代表に当選した。前原さんは保守票を集め、枝野さんは革新派の支持を集めたようだ。前原さんは政権を獲得する備えをすると主張したが、演説の内容は「All f0r All」に集約され明確な世界観が見られなかった。外交政策、対中・対米政策などに触れなかった。

 

要するに党内左右両派の対立点をぼかし、出来るだけ穏やかにスタートする腹積もりだったに違いない。目指す社会像や理念・哲学の面で自民党とは異なる国家像を掲げられなかったか。安倍一強と言われるが支持率が落ちたとはいえ民進党の5,7%では対抗できない。共産党とは手を携えないというから野党の力で、安倍自民を圧倒することは不可能に近い。

 

いずれにしても民進党が自民党と政権を争うことは不可能に思える。健全な政治は健全な野党の存在が第一条件であり、今の民進党はもはや政権を争う政党と認識されていない。ではどうすればいいのか。野党がだらしないとすれば、国民が野党の代わりを務めなければならない。選挙でしかチェックできないから、取り敢えずは秋の衆院補選を見守ることか。

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