平成29年1月28日(№7227) 血管の問題点を熟知する

血管の問題点を熟知する

クラスメートが軽い脳血栓で入院し、加療中である。八十歳になると同年齢の人たちの健康は人一倍気にかかる。一昨年の12月には私も心筋梗塞で倒れ、辛うじて命を救われた。改めて血管の老化に強い関心を持っている。血管には動脈と静脈がある。特に動脈の損傷は命に関係。血管のエイジングが抑えられれば、理論上は心筋梗塞や脳卒中は抑えられる。

 

動脈のエイジングは血管壁の硬化、内膜の損傷、ブラーグの形成として現われる。動脈硬化と内膜損傷は高血圧、ブラーグ形成は糖尿病と脂質異常症(高コレストロール血症、高中性脂肪血腫)が主因。静脈の損傷は逆流を防止する弁の破壊、血管の拡張として現われる。高血圧、糖尿病、脂質異常症、活性酸素ストレス、血管内炎症、脱水などは血液検査で計れる。

 

動脈のアンチエイジングには高血圧、脂質異常、糖尿病などの生活習慣病の管理が必要不可欠。高血圧の予防には、塩分を控える、睡眠時間の確保、禁煙、ストレスを溜めない、適度な運動が欠かせない。糖尿病の予防には、肥満を避ける、食べ過ぎない、運動不足にならないこと。遺伝的に高血糖や脂質異常を来たしやすい人は、医学的管理が必要になる。

 

静脈の管理には、水分を十分に摂取し、血液が粘調でドロドロにならないようにする。静脈内の逆流防止弁に負荷が掛からないようにする。ウォーキングや深呼吸を心掛ける。足の筋肉のポンプ力は血液の流れに欠かせない。運動は高齢者の認知症や虚弱の予防にも極めて有効である。若い内から良い習慣をつけ。健康寿命を伸ばせるよう心がけたいものである。

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