平成23年10月27日(No5425)  たばこ700円時代

たばこ700円時代

かつて石原裕次郎映画の全盛時代は、喫煙のスタイルが一種のファッションになっていた。両手をズボンのポケットに突っ込んで、唇を突き出してくわえタバコで歩いていたものだ。そのまま手を使わずにぷいとはき捨てる。裕次郎映画を見ながら練習をしたものだ。今そんな格好をしたら多くの人から非難を浴び、罪人扱いされるに違いない。

 

50年ほど前には専売公社のタバコの宣伝に、漁師がねじり鉢巻をし「今日も元気だ、たばこがうまい」が大ヒットした。世の中は澄むと濁るでは大違い。生涯学習の「日本のことば」でもあったが、濁点一つで日本語は大きく変わる。「今日も元気だ、たばこかうまい(買うまい)」となる。昨年10月、300円のタバコが400~440円に値上げされ、禁煙者が増えた。

 

新しい厚生労働大臣は、気軽に700円にしてはと発言した。理由は健康に害があるからという。その通りだが値上げすれば喫煙者が減り、健康な人が増えるのかといえば、そう簡単なものでもあるまい。そう考えるなら所管外の増税等に言及しなくても、喫煙者を減らす方法は厚労大臣としていくらでも手が打てるのではないか。ホンネは税の増収にある。

 

本気で健康を考えるなら法律で喫煙を禁じればいいし、病院で禁煙治療を推進する施策を講じればよい。喫煙を推奨するわけではないが、放っていても喫煙者は50年来減り続けている。大臣が賢しらに健康を心配してくれなくても、肺気腫になりたくない人は自分で禁煙する。厚労大臣はもっと大切な仕事があるはずだ。弱いものいじめはみっともない。

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