掃除に学ぶ

あとがき

一昨年の春、[ビジネスセミナー]という経済誌を発行している展望社の弥山社長より、「掃除について書いてみないか。」というお誘いがありました。

どちらかといえば書くのは好きなほうですが、それはアマチュアとして自由気ままに書くということであって、月刊誌に責任をもって毎月なにかを書くということとは意味がちがいます。

いったん躊躇したものの 「なにごとも経験よ。なんとかなるもんよ。」という弥山社長の無青任な励ましで、ともかくスタートしlました。

はじめての経験なので、いろいろ気骨が折れることもありましたが、厚かましく2年間も連載してしまいました。内容も文章も拙いものだったと思いますが、多分はじめの無責任な激励もあって、我慢しながら24回も続けさせてくれたのだと思い
ます。

内容はすべて 「掃除」をテーマにしたもので、悪戦苦闘しながらともかく鍵山秀三郎さんより学ばせていただいた掃除哲学の一端を伝えられたような気がします。

はじめの一年間は、わたしと掃除との出会いや掃除の素晴らしさについて書かせていただきました。あとの一年間は、全国各地で展開される[日本を美しくする会]の活動を中心に書かせていただきました。その24回分を若干の加筆訂正をしてまとめたものです。

本書を作らせていただくにあたり、生涯の師と仰ぐ鍵山秀三郎さんに巻頭言をお願いしたところ、快くお引き受け下さり、華をそえていただきました。ありがとうごぎいました。

また本書のきっかけを作ってくださった展望社の弥山政之さんに心よりお礼を申し上げます。

平成十年七月

木原 伸雄