平成22年12月19日(No5113)  卯年の年男

卯年の年男

寺田一清先生から「来年は85歳の年男になる」とのはがきが届いた。一瞬あれっ? と思った。寺田先生が85歳ならワシは75歳か? 最近ボケ気味で誕生日など忘れることがある。平成9年「古希と還暦の旅」と称してブラジルの掃除に参加した。そのときの経緯から考えても、年の差は10歳。やっと数え年の満年齢の違いに気づいた。

 

寺田先生は傘寿を迎えたとき、一旦身辺を整理された。蔵書など多くの人にプレゼント。それで吹っ切れたのか、その後の活躍は信じられないくらい若やいでおられる。執筆や講演は以前に倍するほど。驚きは富士山の登頂。何合目からかは分からないが、今年も朝5時に山小屋を出発し、午後4時に頂上を極められた。高年齢ではベストテンに入るとか。

 

能力の衰えは年齢では計れない。20歳代でも老人のような若者がいる。逆に還暦や古希を越えても、青年にも劣らない気概を持ち、思考回路の柔軟な高齢者は多い。寺田先生などは例外だと思うが・・・。わが経験から推して若返りは難しいとしても、少なくとも衰えのスピードダウンは可能だ。無制限とはいかないまでも、極端な老化現象はストップできる。

 

どうすれば可能か。頼まれごとはニコニコすべて引き受ける。やり遂げることだけ考える。出来るまで休まず動く。考え方もシンプル、やることは極めて平凡。ただし、終わりは来ない。やり遂げれば次から次へと頼まれごとは増える。飽きずに繰り返す。ことの大小は問わない。そのレールに乗りさえすれば、難事はすべて易しくなる。寺田先生は鑑だと思う。

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