平成24年2月29日(No5550)   子育て感謝金の贈呈

子育て感謝金の贈呈

感謝の意を表す形として「竹の子学園」の保護者に「子育て感謝金」を贈呈したいと、昨年11月の卒塾式における謝辞の中で述べた。格好のいいことを言いながら、今日まで悩んできた。悩むほどなら言わなければいいのに、民主党の大臣のように厚顔に前言を翻すことは出来ない。やっとの思いで決断し、該当する保護者に文書で通知した。

 

内容は「竹の子学園」に6年間在籍した塾生の保護者に、平成24年4月から平成25年3月までの1年間、毎月1万円を贈呈するというもの。使途に制限はなく領収書も報告書も面倒な手続きも不要。原資はわが老齢年金を当てる。万一のことがあっても約束が守れるように金融機関に1年分を預託し、自動的に相手口座に振り込む仕組みにした。

 

贈呈の理由は9年前、社会復帰が難しいと言われた胃がんに冒され、胃臓、脾臓、リンパなどの全摘出手術から奇跡的に復活できたことによる。「竹の子学園」の子どもたちとの交流がなければ、人並みにがんの再発と死の恐怖に怯える心の病に罹っていただろう。6年間も学園に塾生と一緒に参加してくれた保護者の努力に負うところが大きい。

 

己の物欲が実行の妨げになっていたのは明らかで、実行できて清々しい気分になっている。社会保障の改革が論議されている中で、年金の一部を社会に還元する意味は大きい。国に返還しても構わないが、政治家に浪費されては気分が良くない。目に見える形で役に立てばそれなりに嬉しい。ささやかな自己満足でしかないが、「言うだけ番長」にはなりたくない

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