平成29年2月5日(№7235) コミュニケーションミス

コミュニケーションミス

北島三郎のヒット曲に題名は忘れたが「俺の目を見ろ、何にも言うな。男同士の胸のうち」という歌詞がある。昔はそれでも通用したが今は「1を聞いて10を知る」という時代ではなくなった。価値観や育った環境が多様化し、共有情報が減少している現在「これをよろしく」などは通用しない。こうしたズレを防ぐには、相手が勘違いしないように伝える。

 

「早めに頼む」という依頼一つをとっても、早めとは1時間なのか今日中か、1週間以内か、明確にして伝えなければならない。コミュニケーションミスを防ぐには、「自分」だけでなく「相手」に意識を向けることが大切である。脳には二つの思考回路がある。「早い思考」は直感や感覚のように自動的に発動するもので、日常生活の大半の判断を下している。

 

もう一つは「遅い思考」。熟慮と呼ぶもので、意識的に努力しないと起動しない。「なぜあんな判断をしたのだろう」と後悔する時はたいてい「速い思考」が原因である。「速い思考」は経験値や知識などの記憶を元に直感的に答えを導き出す優秀な自動プログラムである。しかし、記憶に誤りがある場合や情報不足だと誤った答えを導き出す。危険なケースが多い。

 

「遅い思考」は意識的か論理的に判断を下すときに使われる。ミスを減らすには「早い思考」が下す判断を逐一、意識的に「遅い思考」が検証するプロセスが必要となる。上司と部下の評価基準のズレは、ミスを気付かないまま仕事を進めてしまう。ミスの回避には「メモを取る」「報告・連絡・相談をきちんとする」など当たり前のことが多い。当たり前を大切に。

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