ちょっととーく

ピンチに遭遇して 2010.1

アクシデントに見舞われる

3月の中旬としては珍しく連日、重いみぞれが降り続けました。バス停の清掃は難しく、陸橋や階段などの雪除けに切り替え。その重かったこと、しっかり肩と腰を痛めました。
雪除けを終えて取引先の金融機関が募集したバスツアーに夫婦で参加。
行き先は熊本城見学などがコースに入った玉名温泉です。
出発前の道路情報で雪の影響による山口以西の山陽自動車道の閉鎖が伝えられていました。
広島は青空に太陽が顔を見せ、ほっと一安心して出発しました。
ところが下松市に入ると交通渋滞に遭遇、やっとの思い出サービスエリアに入りトイレ休憩。
そこからが大変でした。辺りに雪は見えなかったのに解除の連絡が入らず、約1時間もストップしたまま…。
駐車場で待機している大型トラックの群れは壮観でした。すごい!の一言。

高速道路渋滞の現実

山陽自動車道の閉鎖解除の情報が入らないまま車が流れ始め、つれてバスも見切り発車。
閉鎖区間は山口から北九州までで、比較的暖かい地方なので不思議な自然のいたずらでした。
15分ほど走ったところ悪い方の予想が当たり、大渋滞に巻き込まれてしまいました。
一般道も混雑していたのか、インター出口の5km手前で3時間も立往生。
やっと国道2号線にたどりつきましたが、4時間も遅れていました。このままでは到着が深夜になるとの判断で急遽、新山口から新幹線に乗り換え、博多から特急列車で熊本県・玉名駅に到着しました。
夕食のスタートは午後8時。昼食も観光もすべてキャンセルでたどりつくのが精一杯。
これまで高速道路の渋滞はニュースで知るだけで他人事として無関心でしたが、トイレもない、歩くことも出来ない、食べ物も飲み物もない、椅子に座ったままの姿勢、まるで孤島に取り残された集団と同じです。
日々いろいろな出来事が起こりますが、他人を思いやれなかった自分が恥ずかしく、自省と自戒しきり。

素晴らしい人たち

このツアーは団長としての参加でしたが、想定外の出来事にもしかしたら不満が爆発するのではないかと、内心ではおろおろ…。
日頃、ミーイズムの蔓延している世の中を、うんざりするほど見せ付けられていたからです。
ところが何としたことか、不平・不満どころか、愚痴の一つも聞こえてこないのです。
穏やかに微笑しながら、渋滞の解消をじっと待っているのです。内心では大きな声で叫びたいほど怒りもあったはずです。
自分より先に他を思いやる、そんな日本人の徳性がピンチに際して発揮されたのでしょうか。30名ほどのツアーでしたが、参加者の心の広さとやさしさに胸を熱くしながら、全行程を終えることが出来、万歳!

Plus One Message
pinchi
思いやりが
暮らしを
和やかにする