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最終回 ~チャンスを与えれば、子供は思いがけない才能を発揮~

最終回 ~チャンスを与えれば、子供は思いがけない才能を発揮~最終回 ~チャンスを与えれば、子供は思いがけない才能を発揮~

 

最終回 ~チャンスを与えれば、子供は思いがけない才能を発揮~チャンスを与えれば、子供は思いがけない才能を発揮

天のご加護? 成功を確信

 平成17年4月3日、親子農業体験塾《志路・竹の子学園》の第二期が、元気いっぱいスタートした。
    
 「何事も始めることはやさしいが、続けることは難しい」と言われる。慣れない第一期の運営は、手探りの日々にウエートがかかり、次期に思いをはせる心のゆとりもなかった。まさに先人の教えを実感した。 
    
 塾生の募集、運営・協力体制の整備、研修プログラムの策定など、どうしても前期に勝る準備をせねば…という気負いが邪魔をする。      
  
 その上、記念すべき入塾日の天気予報は、雷を伴った雨、しかも確率80%である。これまで再三にわたり雨天の予報を覆してきたが、今度ばかりは無理かと、観念していた。   
  
 すべてのプログラムを屋外で進める学園活動だけに、雨が最大の天敵なのである。ところが何としたことか。またしても奇跡が起こった。塾生が集まる午前9時には、おてんとう様も顔を出してくれたではないか。  
  
 塾生(小学生)は予定を超えて21名、保護者らが51名、計72名の応募となり、昨年度にも増して賑やかで、充実した入塾式となった。有り難い限りである。      
  
 予報の雷雨は外れではなかった。終礼を済ませ解散した約10分後、天も割れんばかりの雷鳴が轟き、猛然と雨が降り始めたのである。天の粋な計らいにご加護を感じ、あらためて成功を確信した次第である。

自ら学び取る力=学力を養う

   正直言って第一期は、及び腰で、お互いに遠慮がちだった。それ故に想定した教育効果も十分でなかったように思う。大いに反省している。
  
 今期の塾生は継続が10名、新入が11名。この組み合せが絶妙のバランスをもたらす。学年は6年生が1名、5年生が2名、4年生が6名、3年生が2名、2年生が4名、1年生が6名の構成となる。

 塾生をグループ3班に分け、6年生と5年生の3名を班長に、4年生の中から新人を除く3名を選び、班長補佐に指名した。メンバーには班別に赤、青、黄のバンダナを身に付けてもらい、判別しやすくした。

 入塾式では塾生親子が壇上に登って自己紹介。頬を寄せて抱き締め合ってもらう。一連の行事は塾生だけの力で、助け合って進めた。ここで班長は小学生とは思えないリーダーシップを見事なまでに発揮した。

 記念植樹は前年と同じ金木犀。高さが2mもあり、小学生の手に負える代物ではない。心配だった。それなのに、穴掘り、土入れ、植樹、水遣りまで、きちんと成し遂げた。

 農作業のじゃがいも植え、さといも植えも、班ごとに親子で行った。一糸乱れず― という表現があるが、現地お世話役の指導の下に、実にてきぱきと作業を進めた。今期は一味も二味も違った体験になりそうだ。

 「学力」とは「学び取る力」と理解している。学校や家庭では得られない教材と体験を、自然の舞台はふんだんに提供する。塾生らは親の大きな愛に包まれつつ、元気で明るく育ち、成長していくと信じている。

可愛がられ 抱きしめられた子どもは 
世界中の愛情を感じとることをおぼえる 
(ドロシー・ロー・ノルト)

最終回 ~チャンスを与えれば、子供は思いがけない才能を発揮~

最終回 ~チャンスを与えれば、子供は思いがけない才能を発揮~平成17年4月3日
親子農業体験《志路・竹の子学園》
第2期 4月塾 入塾式


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