平成29年3月12日(№7270) 地方の百貨店が消える

地方の百貨店が消える

広島市の中心街の角地にあった天満屋広島店が閉店して5年を超える。やはり中心部からデパートが消えるのは寂しいものだ。その後店舗はあるものの不況感は拭えない。時代の変化に押されるのかスーパーまでやや寂れるような感じがする。元気がいいのはコンビニと「通販」だ。わが家もデパートへは5~6年足を運んでいない。食料品はほとんど通販。

 

先月末7&Ⅰ傘下の茨城県と大阪八尾市のそごう・西武店が閉店。前日には仙台市のエマルシェが自己破産、閉店ラッシュは止まらない。西武筑波店は1992年には248億円の売り上げだったが、2016年には128億円にまで落ちた。そごう・西武は各地で売り上げが低迷し、相次いでシャッターを下ろした。各地の三越も例外ではない。閉じ続けている。

 

何よりも所得が増えない、人口が減少するなど地方は個人の消費が冷え込んでいる。繁盛しているコンビニは少しずつ業況を拡げ、商品や業態まで変化している。しかも800戸に一軒のコンビニが展開する。価格に問題はあるが便利には勝てない。品揃えも豊富になったし、大抵のものは間に合う。これでは百貨店はたまらない。行きたいのだが足が重すぎる。

 

何と言っても大きいのは通販の存在だろう。つい買い込み過ぎるが魅力ある商品が多く、価格も安く、的確に届けられる。百貨店の立地は駅の近くか町の中心街だが、いったん閉店すると次が入らない。百貨店の閉店と共に街の灯りが消えていく。街としては寂しいが暮らしの不自由は感じない。コンビニは毎日行くが、スーパーは週に一回、百貨店は年に一回。

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