平成29年3月17日(№7275) 虚偽答弁と物忘れ

虚偽答弁と物忘れ

稲田朋美防衛大臣が「森友問題」で集中砲火を浴びて苦笑いしている。国会がそれほど神聖で厳しい場だとは思っていないが、意識した「虚偽答弁」と単なる「物忘れ」「記憶違い」を混同して民進党は居丈高になっている。「記憶違いで申し訳ありません」と前言を撤回し、頭を下げて誤ったのに「仕事の能力がない、辞任せよ」と迫るのは一般社会では通じない。

 

国会の予算委員会で「森友問題」でごたごたするのは、時間の無駄遣いではないか。既に予算は衆院で可決しており、参院がどうあろうとも時間が来れば成立する。だから野党らは時間の無駄遣いをしているのか。審議すべき内容はたくさんあるのではないか。稲田大臣が軽はずみな答弁をしたことは否めないが、鬼の首を取ったような野党の罵詈雑言はどうか。

 

毎日新聞の世論調査によると安倍晋三内閣の支持率は、50%と5%ダウンの罰を受けたが、鬼の首を取ったような民進党の支持率も2%ダウンの6%しかない。これでは二大政党の一方としては恥ずかしいだろうし、民進党の国会神聖議論を国民も支持していない。安倍内閣の足引っ張りが成功しても国民の評価は高まらず、嫌悪感がさらに増しているのでは。

 

「森友問題」が浮上したおかげで財務省のいい加減さ、大阪府知事や私学審議会の無責任さがよく分かった。話題になったのは「森友」だけであるが、一つずつチェックするとどれだけ多くの問題が浮かび上がるか。石原さんも文芸春秋で偉そうに言っているが、まさに「虚偽答弁」と「物忘れ」ではないか。3月20日の「100条委員会」が楽しみである。

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