平成25年7月18日(No6055)   気配り

気配り

自分の日々の行いを反省するとき、「マナー違反ではないが、気配りに欠けているのではないか」と思うことがしばしばある。それは「相手を心地よくさせているか」という問い掛けだ。人はどんなときに心地よくなるか、それを具体的に知らなければ本当のビジネスにはならない。人間は無意識のうちに、相手のいいところより悪いところに反応するという。

 

そうであれば相手に好かれる行動よりも、嫌われない行動が大切だと分かる。よく考えてみると「好かれる」より「嫌われない」方が易しい。「気配り」とは「嫌われない」ことだと喝破すれば、悩みはうんと小さくなる。①相手にとって「不快でない行動」とは?②相手にとって「恥をかかせない言動」とは?③相手にとって「快適な時間」とは?

 

ハイライフの駐輪場を掃除する時間に「おはようございます。ありがとうございます」と、背中から声を掛けてくれる女性が一人いる。その声に反応すると、もう一度タイミングよく振り返ってニコッとされる。まれに背中からあいさつする人はいるが、ここまでの人はいない。その姿から「気配り」を教わった。こうすれば少なくとも相手に不快感を与えない。

 

お土産になぜ「おまんじゅう」を買うのか考えた。「持ったときの重さと相手の喜び」が比例するからである。手土産の「もみじまんじゅう」は喜ばれる。適度な重さの功績。もう一つ大切なことは数量。いいものをもらっても数が多すぎたり少なすぎたりすると相手に迷惑を掛ける。社員が10人いるのに8個入りは処置に困る。10個入りより12個入りがよい。

 

毎年「二十世紀梨」を届けてくださるOさんは、12個入りに決められている。それはマルコシの社員が10~12名だと承知しているからだ。「気配り」は大きな武器になる。

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