ちょっととーく

日々の暮らしを見つめ直す7 風呂敷を使いませんか

一向に減らないポリ袋

 資源を無駄に使っている代表選手として、いつもポリ袋が槍玉にあがっています。行政や地域の団体でも、お買い物に「マイバッグ」活用を呼び掛けていますが、スーパーやコンビニから両手にポリ袋をぶら下げた人は、相変わらず減る気配はありません。

 たしかにポリ袋は、手軽で便利な入れ物です。しかし、家庭ゴミ全体に占める容器包装ゴミの割合が61%(容積比)と聞かされるとただ事ではありません。ポリ袋を減らす呼び掛けに、もっと関心をもつのは消費者の責任ではないでしょうか。

 自分ひとりくらいはといい加減に考えていると、ポリ袋が地球を滅ばすことにもなりかねないのです。ちょっと大げさですかね。

リデュース リユース

 「リターナルびん」とは、回収しながら何度も再利用(リユース)できるビンのことです。一方「ワンウェイびん」とは、一度使っただけで資源リサイクルに回される容器です。

 「ワンウェイびん」は分別さえしておけば、行政が税金で回収してくれるため、使用量が増え続けています。リサイクルの普及が、必ずしもゴミの減量になっていないのです。

 とすれば、リサイクルの前に、ゴミになるものを使わない「リデュース(発生抑制)」、何度でも繰り返し使える「リユース(再利用)」を優先させることが大切だと分かります。

 ゴミになるものはなるべく使わないようにする気持ちを、手軽で便利より優先する責任が、消費者にあるのではないでしょうか。

「風呂敷」の復活

 少数派ですがスーパーなどでレジを済ませた後、お買い物を新聞紙に包んでマイバッグに入れられる主婦を見かけます。思わず拍手喝采を送りたくなります。

 ところが中には余分なポリ袋まで要求し、袋に詰め込む光景もしばしば目撃します。「マイバッグ活用運動」など、どこ吹く風の厚かましさです。

 私は男ですからそんなにたくさんの買い物をしませんが、マイバッグ派です。入り切らないときは、段ボール箱をもらっています。でも少々持ち運びに不便なのです。

 どんなものでもたった一枚で上手に包み込んでくれる魔法の布。手に提げたり背負ったり、包みを運ぶスタイルも自由自在。

 半永久的に「包む」「運ぶ」に使える風呂敷。これこそ「リデュース」「リユース」の代表選手です。

 使ってみると、ゴミになる紙袋やポリ袋よりずっとお洒落ですよ。