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No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~

No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~

No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~自然の中で子供らの笑顔を育てる

『子ども』

 批判ばかりされた 子どもは
 非難することを おぼえる

 殴られて大きくなった 子どもは
 力にたよることを おぼえる

 笑いものにされた 子どもは
 ものを言わずにいることを おぼえる

 皮肉にさらされた 子どもは
 鈍い良心の もちぬしとなる

 しかし
 激励をうけた 子どもは
 自信をおぼえる  

 寛容にであった 子どもは
 忍耐を おぼえる

 賞賛をうけた 子どもは
 評価することを おぼえる

 フェアプレーを経験した 子ども
 は 公正を おぼえる  

 安心を経験した 子どもは  
 信頼を おぼえる
 
 可愛がられ 抱きしめられた 
 子どもは 世界中の愛情を 
 感じとることを おぼえる。
 

 この詩は、皇太子殿下のお誕生日 に際しての記者会見で、去る2月21日、殿下ご自身が引用された。  ドロシー・ロー・ノルト(アメリカの家庭教育学者)の『子ども』と いう詩で、スウェーデンの中学教科書に収録されていると紹介された。

子供らの笑顔育ては親の責任
No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~ No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~ No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~
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皇太子殿下に尊敬と親近感

 『子ども』の詩を引用された皇太子殿下は、次のお言葉を続けられた。「子どもを持ってつくづく感じますが、この詩は、人と人との結び付きの大切さ、人を 愛することの大切さ、人への思いやりなど、今の社会で、ともすれば忘れがちな、しかし、子どもの成長過程でとても大切な要素を、見事に表現していると思い ます―後略」。記者会見は長時間にわたったが、『子ども』の詩を引用された皇太子殿下の、敬宮愛子様に対する深い愛情がうかがえ知れて、尊敬の念と親近感 を強く抱いた。

 とかく、皇室は雲の上の存在として遠くから眺めるばかりで、従来はさほどの関心を持てなかった。

 ところが、慎重な言い回しながら、日本の伝統的な良い習慣が失われつつある世相を嘆かれている発言に、大いに共鳴できた。親たる者、願いはすべて同じだと心強く思えた。

子を思う親の思いは皆同じ

 「自然は素晴らしいが、便利が当たり前と思う都会の子供には、自動友情を知る 子どもは切をおぼえる販売機もない農村は不自由に違いない。それでも不 平・不満もなく、生き生きと躍動している。わがままな 孫たちも、本質は素直なんだと実感 している」(河野那恙重さん)  

 「子供らはみんな冒険好き。都会 では潜在能力を、自由に発揮する場 所がない。どちらかと言えば、して いけないことばかり。一年間の経験 で、これまで気付かなかった子供の 良さが発見できた」(篠塚靖さん)

No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~
河野 那恙重さん
No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~
篠塚 靖さん
No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~
白井 秀信さん
No.11 ~自然の中で子供らの笑顔を育てる~
横山 正和さん

 

「私の経験では自然体験の機会を 与えるのが、親の責任だと思ってい る。特に親子農業体験塾では、自立する心、我慢する心、団体生活の友情など、社会の規範を守る大切さが学べる」(白井秀信さん)

 「一年生の子供は、いつも独りぼ っちで家にいる状態…。自然とは縁 がなかった。農業塾でお兄ちゃんや お姉ちゃんとの新しい出会いが、子 供をよみがえらせたようだ。大自然の中で夢中になって遊んでいるう に、いつのまにか子供社会に馴染んでいる」(横山正和さん)

 ― 以上は、塾生の保護者らの感想を紹介した。
  
 ドロシーの詩は、子どもを愛する大切さ、心豊かな子どもの成長を願う親の良い指針になる。その強い思いは、皇太子殿下も国民も変わりは ない。時代が変わろうとも同じだ。

 4月3日、待望の親子農業体験塾 《志路・竹の子学園》の第二期がス タートする。今年は「竹の子」の当 たり年で楽しみが増える。昨年に続き16種類の野菜も、種類を変えて育てる。新しく「ホームステイ」や 「森林探険」もメニューに入った。

 大自然に包まれた《竹の子学園》で、子どもたちが多くを学び、たく ましく成長した姿を見せてくれる日 を、楽しみに待ちわびている。