Q1 在来工法とシステムバス。リフォームにはどちらがいいですか?

お風呂はオリジナリティあふれたものにしたい、という人向きなのが゙在来工法バス。好きな型の浴槽が選べ、天井を高くしたり、窓やライトも自由自在です。 床や壁も好みで作ることができます。既存の広さもそのまま使えます。ただし、防水工事が必要でプロの手作りなので工期が長くかかります。システムバスは、 完全自由度には欠けますが、機能性、設備面ではかなりグレードアップされています。工期が3~4日ですむのでリフォームにはおすすめです。

Q2 システムバスには、どんな種類がありますか?

大きさでは、0.75坪・1坪・1.25坪・1.5坪など。他にもメーターモジュール対応、サイズ調整可能なものなどもでてきています。設備面では、暖房 機能付の浴室乾燥機や床暖房。水栓も押すだけのタッチ水栓、保温浴槽機能などグレードアップしています。壁材や浴槽も耐久性が高く、デザイン、質感も重視 されてバリエーションも豊富です。出入口に段差が無くノングレーチング(排水溝がない)バリアフリータイプが主流になってきています。

Q3 和式トイレを洋式トイレにしたいのですが?

現状の床や便器を全て撤去してつくり直します。洋式便器を取り付けるのにあたっては排水管の位置なども考慮する必要があります。
最近では、狭い和式トイレの洋式へのリフォームに適応する便器・タンクのセットや、ある程度の排水位置に対応できるリフォーム便器があります。また、あわせて洗浄暖房便座を取付されたい時は電源(コンセント)が必要になります。

Q4 トイレの便器にはどんな種類がありますか?

≪洗落とし式≫
座面が普通サイズで水のたまり面も小さいので、汚物が付着しやすく洗浄時に水ハネがあります。
最もシンプルで安価な便器です。

≪セミサイホン式≫
座面普通サイズ。水たまり面をサイホン式と先落とし式の中間に設計し、洗浄水量を抑えています。

≪サイホン式≫
座面がゆったりサイズ。汚物を吸い込むように排出するので、汚物の付着は割合少ないです。

≪サイホンゼット式≫
座面がゆったりサイズ。汚物を吸い込むように排出。水たまり面が広いので臭気の発散があまりありません。

≪サイホンボルテックス式≫
座面ゆったりサイズ。汚物を吸い込むように排出。水たまり面も広く、洗浄音も静かです。

体型の変化に合わせてゆったり座れる大型サイズの便器(サイホンゼット式・サイホン式)が増えています。

Q5 トイレの便器を取替したい。選ぶポイントは?

最近では、清掃性を考慮した汚れがつきにくく落ちやすい素材のものが人気です。
取替する際におすすめなのが洗浄暖房便座です。節水・節電・脱臭・部屋暖房機能などバリエーションが豊富です。便器と一体になったすっきりデザインのものもあります。最近では、タンクがなくすっきりしたデザインのタンクレス便器も人気です。
サイズも種類もメーカーによりいろいろ。機能、デザイン、予算に応じて検討してください。

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