平成23年12月30日(No5489)  第20回・お歳暮清掃

第20回・お歳暮清掃

時の経つのは早いもので「お歳暮清掃」と銘打って、お客様宅の門前清掃を始めて20年になる。きっかけは歳暮を贈るお金がなかったからだ。バブルの頃は歳暮も盛大だったから、石鹸やタオルでは冷たい目で見られた。ビール、ウィスキー、ハムなど贈る余裕はなかった。「厄を払い、福を招く」などと勝手な理屈をつけ、工事をしたお宅の門前清掃を始めた。

 

苦肉の策だったが意外にも大当たり。やがて年末挨拶状、稲穂など添えて格好をつけた。今は特に謂れはないが「白ネギ」を添えている。やがて地域の認知度が上がり、向こう三軒両隣まで広がった。「掃除のマルコシ」の知名度との相乗効果もあって他社では真似の出来ない武器になった。ただ、軒数が多いだけに傍では分からないほどの重労働になる。

 

今年は遠距離と客先がまばらな地区は前日に済ませているので、効率はぐんとアップしている。幸い天候もよく早めに終えられた。伊勢の丸田徹さんから、今年も「ぶたまん」の差し入れがあった。寒いときの休憩には温かい食べ物が何よりのご馳走になる。連続8時間の荒行だから、どうしても午後になるとだれ気味になる。てきぱきと動く心意気が大切だ。

 

今年の軒数は約2百軒だから一軒当たり平均2千円のお歳暮としても40万円のコストが掛かる。お歳暮清掃は直接的な支出はゼロに近い。しかし、大半のお客様は清掃という行為を高く評価される。今では商圏内の歳末の一風物詩として定着している。公園清掃や通学路清掃と同様に、やがて周辺によい影響をもたらすと信じている。町はやがて美しくなる。

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