平成23年8月20日(No5357) 人材払底の政治ショー

人材払底の政治ショー

昨日に続いて下らない政治の話で申し訳ないが、菅直人首相がいよいよ辞任の決意を固めたようだ。政治も経済も厳しさを増しているど真ん中で「ワシの力ではどうも…」と尻込みするかと思いきや、厚顔無恥な政治家たちは我も我もと手を上げ始めた。残念ながらこの国難に対処する覚悟の政策を掲げた人間は一人もいない。眩いばかりの小泉劇場が懐かしい。

 

野次馬根性でステージを見ると、節電のせいか舞台には霞がかかっているし、役者の表情も下向きで暗い。政治の世界だから一寸先は闇、どう転ぶか分からないが、本命は野田佳彦財務大臣。文芸春秋9月号で「わが政権構想」なる論文を発表している。彼はメタボで表情が暗い。あの身体と顔で施政方針演説をされたら気持ちが萎える。ただし、演説はうまい。

 

菅直人内閣の財政トップとして「円高」と「デフレ」に対する連帯責任はないのか。不況の認識も違う。「高率の法人税」と「手足を縛っているビジネス規制」が最大の要因ではないか。小選挙区制では不可能な大連立論など、目くらましもいいところだ。泣きの海江田万里も手を上げるらしい。推す人間も推す人間だが、一度尻尾を巻いた人間は認められない。

 

もったいをつけている鹿野道彦など何の覚悟があってトップに立とうとしているのか。菅内閣失政の共同責任者たちは手を上げるべきではない。民主党政権に期待したが、あまりの未熟さに尊い2年間を失った。本来ならば責任を取って野に下るべきだと思うがいかが。残念ながら民主党には失地回復の人材はいない。後10日間、観客席で見るしかないのか。

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