平成24年1月31日(No5521) 福沢諭吉の「心訓」
福沢諭吉の「心訓」
香川県高松市で「香川ヨーガ道友会」の会長を務めておられる倉本英雄さんは10年前「広島養心の会」の講師にお招きしたときご縁があり、現在も親交が続いている。日本ヨーガ道友協会の会長でもある。活動の本拠は四国一体だが、海外でも著名な忙しい人だ。年齢はぼつぼつ傘寿ではないかと推定している。健康だしヨーガの指導者だけに身体は柔らかい。
香川県は日本一のヨーガ愛好者を誇り、会員数は現在約7千名、教室は2百を数えている。このほど創立35周年の記念式典を盛大に催された。ヨーガ道には和顔、慈眼、愛語、溌剌、研鑽、賞賛、傾聴、陽転、感動、利他の十訓がある。お付き合いは長くてもヨーガの何たるかは分からないが、世の中を良くしていく活動だとは理解している。
昨日記念誌や会報と一緒に「福沢諭吉翁の心訓」を筆書きで届けてくださった。知っている言葉だが、あらためて朗読すると心が新たになる。足りないことばかり。自省・自戒。
①世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことである。
②世の中で一番みじめなことは教養のないことである。
③世の中で一番さびしいことは仕事のないことである。
④世の中で一番みにくいことは、他人の生活を羨むことである。
⑤世の中で一番尊いことは人のために奉仕して決して恩に着せないことである。
⑥世の中で一番美しいことはすべてのものに愛情を持つことである。
⑦世の中で一番悲しいことは嘘をつくことである。