平成24年10月9日(No5773)     往生際が悪い

往生際が悪い

民主党も自民党も新しい体制が決まり、さあこれからと注目しているが野田佳彦首相はなぜか沈黙したまま。あれほど執着していた党首会談の呼びかけもしない。手ぐすね引いて待ち構えていた安倍晋三自民党新総裁も拍子抜けだろう。まさか国政より党内事情を優先するとは思いたくないが、一週間もだんまりとはただ事ではない。まさか手足をもがれたのか。

 

マスコミ報道によると臨時国会をエスケープするとか。とりあえず国は借金しなければ、資金繰りが出来なくなる。国会を開いて特例公債法案を成立させなければ、それでなくても疲弊している経済に打撃を与える。消費税の増税だけは決めたが、後は知らぬ顔では済まされまい。とっとと党首会談を開き、国会を召集し、決めればいいだけのこと。何を迷う。

 

いずれにしても民主党は選挙で惨敗し、政権の座から滑り落ちる。役立たずの議員が200名も職を失う。それがイヤだから一日延ばしにしているとマスコミは酷評するが、日本国の総理大臣たるものそこまでアホではないだろう。党首会談を開かない理由、政府与党の幹部たちが口にチャックしている理由、国民に分かるように説明してもらいたいものだ。

 

1月1日まで現体制を維持すれば、政党交付金が手に入る。臨時国会を開けば閣僚の不祥事、離党予備軍の蠢動、野党の超攻勢も始まり、立ち往生は目に見えている。先延ばししても支持率は下がる分とも上がりはしない。ちびっ子ギャングのような党執行部は、どうしてよいか分からずウロウロしている。ここは野田首相の決断のみ。輿石など蹴っ飛ばせ。

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