平成24年11月19日(No5814)     日浦中の卒業記念トイレ磨き

日浦中の卒業記念トイレ磨き

11月16日、日浦中学校の「卒業記念トイレ磨き」が行われた。今年が11回目であり、同校の伝統の一つになりつつある。来春の卒業予定者55名が参加した。高度成長の波に乗り新しい団地が開発され、人口の増加により中学校が新設されて32年になる。少子化社会の影響を受け、生徒は創立時の40%にまで激減した。しかし、まとまりはよくなった。

 

トイレ磨きに取り組む生徒たちは明るく賑やかだ。素手素足は当たり前になっているが、早朝の気温3℃がやっと二桁になったとはいえ水の冷たさは厳しい。もともと同校の掃除活動は活発なだけに、眉をひそめるほどの困難な汚れは見られない。一つの便器を一人が徹底して磨くことを原則にしているが、その数が生徒数を超えただけに大奮闘で汗を流した。

 

卒業記念トイレ磨きはPTC活動の一環に位置づけられており、保護者も参加する。その上、トン汁なども振舞われ、終了後のグループによる交流も楽しい。閉会式では生徒から手作りのクッキー、ペン立て、メッセージなどが、保護者からはふくろう(福来郎)焼き物が、一人ひとりに贈られ感激した。特に廃材を利用してつくられたペン立ては圧巻だった。


同校とは「アルミ缶を集めて身体の不自由な人に車いすを送ろう(アルボラ活動)」を推進していた河田優子先生のご縁がきっかけとなって交流が始まった。河田先生は昨年退職されたが、いまはわがチームの一員に立場を変えて毎回、リーダーとして参加される。アルボラやトイレ磨き活動が10年を超えて伝統になりつつあるのは、河田先生の熱意による。

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