平成24年11月21日(No5816)     懺悔の気持ちはないのか

懺悔の気持ちはないのか

11月16日に衆議院は解散され、12月16日の総選挙で新しい日本の担い手が選ばれることになった。野田佳彦首相は直後の記者会見では、①持続可能な社会保障、②ばら撒きでない経済政策、③脱原発依存、④冷静な外交安全保障、⑤政治改革の五つの政治課題を列挙し、引き続き民主党は政権を担当したいと訴えたが、テレビを見ながら違和感を覚えた。

 

国会の党首討論で「16日に解散します」と明言したことで、野田内閣、野田首相自身も評価を受けている。世論調査の支持率も上がっている。加えて「今回の総選挙の意義は、2013年以降の日本の舵取りをどの方向感で進めていくかだ。前へ進めるのか、政権交代の前に時計の針を戻して古い政治に戻るのか。これが問われる選挙だ」と熱弁を振るった。

 

さらに「誰がこの国を憂い、胆力と覚悟を持っているか、国民の判断を賜りたい」と結んだ。さすが街頭演説で鍛えただけあって論旨も分かりやすいし、言葉の歯切れも声の張りもいい。でもこの3年間、民主党はそう威張れるほど、国家や国民のための政治をしてきたのか。野田首相は何か大きな勘違いをしているのではないか。国民はそれほどあほではない。


国家の課題を示し選挙での支持を訴えるのもいいが、民主党政権3年間の総括があるべきではないか。ここまで国家の威信を貶め、国民の暮らしを苦しめた反省はないのか。首相として国民に詫びる気持ちは持ち合わせないのか。選挙は政権の信任投票でもある。「いろいろな約束をしたが、上手くいかなくてゴメンナサイ」程度は言ってもらいたかった。傲慢!

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