平成24年5月3日(No5614)   「当たり前の基準」(AMIニュースより)

「当たり前の基準」(AMIニュースより)

大阪の畏友・とちのさんは、船井総研「経営コンサルタント養成学校」の同期一期生で17年の交流がある。毎週AMIニュースとディリーメッセージが往来している。理論はプロだけに及びつかないが、切り口や視点は相似している。共鳴するところが多い。今週は「弱者の戦略」⑦から「当たり前の基準」の「見える化」について学んだ。

 

営業マンはお客様の姿が見えれば、放っておいても活性化する。問題はどうやってお客様を顕在化させるかである。営業は「探客9割」と言われる。社員を活性化させるには、組織としてお客様の姿が見えるようにしなければならない。当たり前の基準が日常化しないと、お客様が目の前に現われても気付かないケースがままある。だからアクションが起せない。

 

会社として当たり前の基準を設けておかないと、それぞれが自分に都合のいい当たり前の基準で動く。そこにお客様に対する「不足」「不便」「不親切」があると、お客様は意思表示をする前に消えてしまう。「当たり前基準」のルールを設け徹底すれば、契約に至らないまでも捉えることは出来る。たとえば「誰に対しても笑顔を添えて先にあいさつする」。

 

公衆の面前で毎日行う掃除朝礼で「きおつけ!」の号令がかかると正しい姿勢になる。それには「きおつけ」の姿勢の基準を設け、全員が遵守する。バスから見ても好ましく映るに違いない。てんでバラバラの「きおつけ」では、顕在化する前にお客様を失う。誰にでも出来る「当たり前」を習慣化すれば、お客様の姿は鮮やかに見え始める。活性化の始まり。

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