平成24年8月18日(No5721)    竹島から尖閣列島へ

竹島から尖閣列島へ

終戦記念日を前に韓国大統領が日本領の竹島に堂々と上陸し、野田首相は「遺憾の意」を表明した。玄葉外相は「必要な相応の措置を取る。毅然として対処する」と述べた。15日、香港の抗議船が領海侵犯、7名が尖閣諸島に上陸した。待機していた沖縄県警の警察官が、入管難民法違反容疑でうち5名を現行犯逮捕した。抗議船の9名と合わせて14名。

 

藤村官房長官は「遺憾だ」と述べた。野田首相は「法令に則り厳正に対処する」と述べた。記者団の問いに「述べた」に過ぎない。領海侵犯や不法上陸しても、自衛隊は勿論のこと海上保安庁も現行法では手が出せない。逮捕できるのは警察官だけである。彼らはこそ泥ではない。国家権力を背景にした確信犯だ。もしも武器を持ってドンパチしたらどうする。

 

「法にのっとり厳正に対処」とは「強制送還」だという観測が出ている。コンビニのレジで金銭を強奪したよりはるかに軽い。自称活動家にとっては痛くも痒くもない。断固とした法的処置にはどんな罰則があるのか分からないが、いずれにしても南西諸島防衛のための法的整備を行い、自衛隊を駐屯させることが急がれる。「遺憾の意」の表明では事が済まない。

 

日本の領土だから実効支配に遠慮することはない。「竹島」や「北方四島」のように占領されたら、手も足も出なくなる。尖閣列島上陸は早くから計画され、沖縄県警や海上保安庁はそれなりの準備をしてきた。ところが肝心の野田首相は夏休みを取っていた。関係閣僚は声すら聞えてこない。このような体たらくで国家の安全が守れるのか。政治生命は何処へ?

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