平成24年9月18日(No5752)     どっこい生きている

どっこい生きている

小泉純一郎さんが退陣してから、任期1年の自民党総裁が三代続いた。民主党に政権を奪われて新総裁に谷垣さんが選ばれたが、野党に下ったせいか任期3年を務め上げた。再選に意欲を燃やしたが直属の部下である石原さんに足元を掬われて立候補を辞退し、総理大臣になるチャンスを逃した。次の選挙では比較第一党になり、政権復帰が現実的になってきた。

 

5人も総裁候補が名乗りを上げ、連日メディアに登場する賑々しさ。喜んだのはすでに消えたと思われていた派閥の領袖たち。にわかに脚光を浴び、名前がメディアに登場し始めた。野党として苦労してきたから少しは成長したかと思いきや、総理になれそうな総裁選ともなれば亡霊たちがしゃしゃり出る。まるで自民党を仕切っているかのよう。

 

古賀誠・元幹事長、麻生太郎・元首相、山崎拓・元副総裁、青木幹雄・元参院議員会長、森喜朗・元総理など。日本をダメにした古狸がごそごそ這い出してきた。額賀派? 高村派? 伊吹派? そんな派閥があったのか。町村派はご本人が立候補しているからまだ筋が通る。メディアにもてはやされているが、グループをまとめ上げる力があるのか知らん。

 

民主党は顔選びなどと選挙対策に大童だったが、飛んでもない。代表選びは即、日本のリーダー選びだということを忘れているのではないか。自民党の候補者たちは、一日に五回も雁首を揃えてテレビに登場した。幼稚なキャスターや政治部長など相手にならず、国家観や政策論を堂々と展開した。さすが大物なのか、野党の気楽さなのか。でも、期待している。

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