平成25年8月25日(No6093)   新しいイベントの誕生

新しいイベントの誕生

これまでの方針を180度転換し、「秋の感謝祭」を『ゴミ拾いウォーキング(仮称)』に衣替えしたいと社長から提案があった。大賛成である。「ひたすら まちを 美しく」の小冊子も(一)(二)に続いて(三)を予定している。毎日のバス停清掃、毎週水曜日の通学路清掃、毎週土曜日の公園トイレ磨き、学校の トイレ磨きなどもそれぞれ10年を超える歴史がある。

 

これらの活動と違って一年に一度のイベントともなれは『ゴミ拾いウォーキング』の位置づけは重要になる。ましてこれから新しい伝統を作っていく訳だから、冠となるネーミング、広報のあり方、呼びかけの対象など誤ると、逆にマイナス点になりかねない。企業名を前面に出すと失敗する率は極めて高いが、ボランティア活動に特化すると寝言になりかねない。

 

「道徳のない経営は犯罪であり、経営を伴わない道徳は寝言である」といわれるが、この見極めは難しい。かつて西京銀行の大橋頭取は「親子農業体験塾」を創設するとき、ビジネスを伴わないボランティアは続かないと諭された。直接の収益は得られなくても「ビジランティア(大橋さんの造語)」の視点で取り組んだことが10年も継続できた要因であろう。

 

『ゴミ拾いウォーキング』は「自分たちの力で自分たちの町を美しくする」大義名分が地域に受け入れられると、一企業の領域を超えた「活動」ではなく「運動」に発展する。小さく生んで大きく育てることが望ましい。それには会社が「伝え方」の名人にならなければならないし、社員一人一人が「伝え方」のプロにならなければならない。そして輪を広げる。

 

簡単ではないが不可能ではない。「伝え方」は言葉や文字だけではない。10年を超えた地道な清掃活動は、大きな「伝える力」になっている。それをどう活用するかがポイントだ。

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