平成26年10月22日(No6516) お客様の評価
お客様の評価
今年の経営環境はこれまでにないほど厳しく、今期の売上の目標は決まっているが裏付ける証しがない。アベノミクスはプラスにならないと思っていたが、予想を超えてマイナスに進んでいる。景気などという他力はまったく当てにならない。では自力はどうなのかというと、明確な物差しがなく不安は絶えない。そこで始めたのが地域に通用する物差し作りだ。
最近「喜寿行脚」と称してお客様を訪問している。少しでも社員とお客様の距離を縮められるのではないかと思ったのが動機である。ところが訪問を重ねるうちに、明確な物差しがあることを発見した。それは「社員に対するお客様の評価」である。我々は自分の目で社員を評価しがちだから、個人的感情が入ることもありしばしば誤る。お客様は公平である。
行脚活動は簡単ではない。記念品の本を詰め込んだリュックを背負って歩く。車で動くときはさほど感じないが、予想外に坂道が多い。ワンクールの訪問は50軒、面談率は70%程度。話題は「健康」と「社員の評価」。すでに口田地区を102軒、真亀地区を108軒、亀崎地区を58軒、倉掛地区を128軒、合計396軒回った。何と社員の評判の良いこと。
お客様の評価は確実に商売繁盛の物差しになる。この分なら他社との熱い戦いに勝利することが出きると確信した。まず当てにされていること、次いで人間性に全幅の信頼があること。商売の基本を完全にクリアーしている。心配を解消する鍵は現場にあると教えられた。常に現場の声、つまりお客様の評価は正しい。そう確信した。行脚の疲れなど吹っ飛ぶ。
次は落合南地区を行脚する。江原、金本、山野に続く4人目のスターが生まれているかもしれないと楽しみにしている。