日々雑感~デイリーメッセージ~

平成26年10月30日(No6524)   新卒採用を決める

新卒採用を決める

昨年度の採用活動はやっと内定者1名にこぎつけたが、入社直前に内定辞退をされた。随分勝手のいい話だが、それでも費用のかかる内定研修の前だったのはラッキーだった。したがって今年は新入社員ゼロの年になった。アベノミクス効果なのか大企業に総ざらえされ、零細企業に関心を持つ新卒はいなくなったと言ってよい。それだけに求人活動は難儀だ。

 

今年度も中小企業家同友会の求人活動に参加しているが、合同説明会のブースに立ち寄る求職者も少ない。今回も7名が訪れ会社の概要を聞いてくれた。そのうち3名が会社を訪問、1名が採用試験を受けてくれた。会社訪問の際は全員にDPIテストを受けてもらい、仕事に対する適性検査を行う。残念ながら3名とも平均をはるかに下回る点数でがっかりした。

 

採用試験に来社してくれた新卒はDPIテストの平均点が5点満点の1,2点。社会人として働くには程遠いレベルで気乗りはしない。出身大学は広島大学。国立大学の新卒が会社訪問するなんてかつてなかったこと。それがニュース。得意は歌と演劇。将来の夢も持ち合わせない。辛うじて合格点は「従順性」のみ。 「共感性」「積極性」「責任感」「行動力」ゼロ。

 

1時間のテストを終え、初めて面談した。特徴は「笑顔」と自負するだけに明るい。話してみると面白い。難しい質問に対しても淀みなく答える。しかも話の中身が濃く、構成力も悪くない。最近では珍しいほどの対応能力がある。具体的な詰めに入ったが、いとも簡単に入社を確約した。人間性にすっかり意気投合し、採用を約束した。育てがいがあると判断。

 

広大にストレートで入るほどだから頭は悪くない。得意科目は数学ときた。暗算も得意。この手の人間は大化けする。