平成26年3月18日(No6298)   震度5

震度5

3月14日の午前2時過ぎ、震度5弱の地震があった。震源地は伊予灘。20数年前に震度6の地震に見舞われ、地域は大きな被害を蒙った。喉元過ぎれば熱さを忘れるの例え通り正確な記憶はなくなっている。地震よりも商売柄から台風の被害の方が鮮明だ。あの時は寝食を忘れてお客様宅の復旧に働いた。命の危機にも見舞われたが、臆することはなかった。

 

今回揺れ始めた時はすでに起きていたが、額が落ちる程度の揺れで時間も長かった。妻も飛び起きたが、なすすべもなくテレビのスィッチを入れ画面を見るだけ。幸いに地震は中四国、九州と広範囲だったが、人命に及ばなかったこともありすぐ日常の生活に戻った。土曜日は「住まいの物語」講座の日だった。参加メンバーと本講座は脇に置いて地震談義。

 

「ふとんを掛けた」「ベッドの下に入った」「窓を開けていつでも飛び出せるように待機していた」「非常袋を確認した」「箪笥を抑えて立っていた」などなど。予想外に皆さんは沈着に対処している。ある自治会は全員が広場に集まって安全を期した。日頃から防災訓練が行き届いているよう。そこまでという思いもあるが、大災害になればその人たちは生き残れる。

 

よく考えればわが家には災害の備えは何一つしてない。今回も呆然と座っていたに過ぎない。地震などあり得ないと他人事としか考えていない。講座のメンバーの皆さんに学ぶことが多かった。無事平穏なんて寝言でしかない。改めて災害に対する備えを考えたい。逃げ出す場所に履物が必要だと教わった。あわてても間に合うように防災スペースも考えたい。

 

何とかなるさと開き直るのも一つの手だろうが、命を守ることはすべてに優先する。まずはしっかり勉強し、実践した上で多くのお客様に伝える責任もある。ともかく始めることに。

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