日々雑感~デイリーメッセージ~

平成26年4月25日(No6336)   昔の名前で出ています

昔の名前で出ています

4月1日に誕生日を迎えた妻は「数えの喜寿」を迎えた。満年齢との違いはあるが、それなりに健康を保ちながら超高齢者の道を歩き始めた。行き届かぬまでも労わりあって、健康長寿の日々を送りたいものだ。節目に何かプレゼントを考えたが、今更モノでもあるまいと思いながら放置していた。そこへ面白いチラシが目に飛び込んだ。「熱き心で突っ走れ!」。

 

中身は小林旭、浅丘ルリ子、松方弘樹の著豪華スターによるお芝居と歌のショー。青春時代に熱き心を燃やしたスターたちがトリオで広島にやってくる。昔のことは当に忘れてしまったが、当時の青春スターの面影は今も心に焼き付いている。折角の機会なのでSS席をプレゼントすることにした。よく考えると彼らはいくつになったのだろう。不思議な思いだ。

 

3人とも同年代のはずである。物語にもならないような小林旭の映画には、石原裕次郎と時代の双璧として映画館に足を運んだものだ。その相方にはいつも浅丘ルリコがいた。ストーリーにはならなくてもナイスガイ小林旭には、惜しみない拍手を送っていた。まさに今回のチケットは「昔の名前で出ています」。意外にも妻はことのほか喜んでついてきてくれた。

 

お芝居は若き日の織田信長の物語。織田信長は出っ腹の小林旭、濃姫は超厚化粧の浅丘ルリ子、斉藤道三ははまり役の松方弘樹。これだけは似合っていた。物語は単純で舞台装置も平凡だったが、50年前なら絶対実現しなかった超豪華トリオ。昔を思い出しながら楽しむことができた。ところが歌謡ショーにはびっくりした。これが後期高齢者か!迫力満点。

 

松方弘樹は客席に出向いて握手を交わしながら、巧妙なトークとともに歌いまくった。小林旭はあの素っ頓狂な声で天まで届けとばかりの熱演だった。感動した。彼らに出来て出来ないはずはない。まだまだこれからだと、大元気をもらった。