日々雑感~デイリーメッセージ~

平成26年4月8日(No6319)   消費税アップ後のスーパー

消費税アップ後のスーパー

日曜日の夕方、買う予定がないからと嫌がる妻を説得し、比較的大きなスーパーに立ち寄った。昼食にカップ麺を常食としているが、ぼつぼつ在庫が乏しくなったからだ。もう一つの目的は閑古鳥が鳴いているであろうスーパーの現状を見るためだ。何と驚いた。午後4時ごろだったが食料品のコーナーは人で溢れていた。レジは精算を待つ人の行列だった。

 

買い物かごを食料品で山盛り。それも一つではない。多い人は4つもカートに積んでいる。3月末のあの狂騒は何だったのか、消費税アップなど無関係の光景だった。消費税を値引きする訳にはいかないが、値下げは自由である。キャッチフレーズは「店内の全商品が4月25日まで8%値下げ」。これなら3月末の価格よりは安い。もうしばらく売れるだろう。

 

目当てのカップ麺は消費税アップ前より安くなっている。値下げになっている分だけ8%の消費税を払っても安い。あわてて買い溜めしなくてよかった。「巻き寿司バイキング」というコーナーに行列ができていた。5種類の巻き寿司が2段重ねに積まれ、一本190円である。アナゴ入りやエビ入りは一本600円する。3本買ってもお釣りがくる。妻はご機嫌。

 

お客は若い夫婦の親子連れが多い。高齢者は計画的に吟味する客が多いが、若い人は実に大らかである。小学生くらいの子どもにも裁量権を与えている。欲しいものをレジかごに投げ込ませる。あらかじめ献立を考えて計画的に購入する風はない。その結果がカートに4個の満載レジかごを乗せる結果になる。巻き寿司4本とカップ麺5個のレジかごは侘しい。

 

分かりやすい集客方法に感激した。お客を店内に入れ込めば商品は売れる。中には高いものもあるが吟味する習慣がなければ、慎重に選ぶはずもない。倹しい食生活の老夫婦には見慣れない光景だが、一抹の危惧を感じさせる光景に出会った。