平成26年6月25日(No6397)   トイレ磨き授業

トイレ磨き授業

広島市立日浦中学校のご縁は平成13年に始まり、紆余曲折を経ながら今日に至っている。最初はアルミ缶を集めて「車いすを求めている方に贈る運動」の協賛だった。当時は散乱する空き缶の処理に困っていた。地域で掃除活動を進めていたが、アルミ缶やスチール缶の処理に困っていた。はじめは身障者の団体に寄付していたが、必ずしも歓迎されなかった。

 

同校のアルミボランティア活動とうまくマッチして今日まで良好な関係が続いている。14年にはトイレ磨き活動が授業に取り入れられ、鍵山秀三郎さんを2回も同校にご案内している。それがきっかけとなって「卒業記念トイレ磨き」がスタートし、既に11回を終えた。3年生が「卒業記念トイレ磨き」を1~2年生が「トイレ磨き授業」を受ける決まりだ。

 

今年の授業は13回目になり、同校の新しい伝統にまで育まれた。アルボラで得たお金で購入した車いすは、すでに79台に及んでいる。本日の参加者は1~2年生合わせて126名。少子高齢化の波に飲まれ、スタートの時点から生徒数は半減している。事前に金本リーダーが「サブリーダー養成講座」を開き、2年生にトイレ磨きの意義をレクチャーしている。

 

掃除用具のうち消耗品はアルボラの剰余金で生徒会が準備している。タワシ、スポンジ、サウンドメッシュ、ナイロンタワシ、洗剤のカネヨンなど。今年の生徒は平成13年生まれ、交流の歴史が始まった年に生まれている。あらためて歴史の重さを実感している。秋には「卒業記念トイレ磨き」が実施される。これで生徒は在学中に3度経験することになる。

 

勤務時間内の活動だから段取り、活動、撤収、仕事の補いの労力は半端ではない。素晴らしい計画と動きでこなしている。

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