平成26年6月29日(No6401)   カープ女子

カープ女子

最近のプロ野球では球場を華やかに彩る若い女性のファンが急増している。その代表的な例は「カープ女子」の存在である。かつてグランドに足を運ぶファンは圧倒的に中年の男性だった。勝てば観客が増え、負ければファンの足が遠のいてしまう。広島弁の名物監督として有名な達川さんは、試合後のインタビューで「グランドに足を運んでください」と懇願。

 

それほど旧市民球場は閑古鳥が鳴いていた。それが今はどうだ。真っ赤なユニフォームをまとった若い女性がいつもスタンドを埋めるようになった。マツダズームスタジアムは勝っても負けてもいつも満席に見える。滅多にテレビ中継を見ることはないが、先日の試合で好投していた大瀬良が5回表に5点を取られた。なんとその裏に8点を取って逆転した。

 

雨中の打撃戦だったが、結局6回表でコールドゲームになりカープが勝った。結構激しい雨だったが、真っ赤な雨具を着たカープ女子は身じろぎもせず試合終了のコールを待っていた。その光景は感動的でさえあった。何が彼女たちをそうさせたのか。カープの選手層が若返り、同時に二枚目タイプが増えたことも一因だというが、きっと仕掛け人がいるはずだ。

 

東京ドームでもオレンジの巨人ファンを圧倒している。自然発生的な現象だとは思えない。スポーツのみならず、娯楽や消費においてもカギを握るのは女性だ。産業界でも女性活用が一大テーマになっている。こんな時代に「価格」で販売していいはずはない。同時に「何をいくらで売るか」ではなく「誰に価値を売るか」に方向転換しないと間違えそうだ。

 

リフォームで「カープ女子」はターゲットにならないが、「女性に売る」と作戦を変えてはいかが。同じ現象は起きないか。

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