平成26年6月8日(No6380)   完歩ならず「中国山脈横断百㌔ウォーク」

完歩ならず「中国山脈横断百㌔ウォーク」

今年4回目の参加となる「中国山脈横断100㌔ウォーク」は、「喜寿記念」の完歩をめざしある程度の自信を持って参加した。サポーター2名、整体師1名、分に過ぎたチーム編成だが、何が何でも完歩の覚悟を示したものである。ゼッケン1番の特権である選手宣誓も、高齢の主催者「Mランド」の小河二郎会長にお出まし願って、高らかに完歩を宣言した。

 

結果は無残!73㌔地点で歩行困難になり午前4時30分、無念のリタイア通告。老いが進む肉体を自覚しているだけに、毎日のウォーキングには1年間、万全を期して鍛えそれなりに自信を持っていた。あとは絶対に完歩するという精神力の維持のみ。今年の大会は350名と更に参加者が増え、しかも全国各地から若い人を中心に大会を盛り上げた。天候は絶好。

 

光栄にも選手宣誓の大役を仰せつかったが「私たち『中国山脈横断100㌔ウォーク』の仲間は、お互いに助け合い励まし合い、礼節を重んじ、ひたすらゴールを目指して歩き続けることを誓います」。余分であったが「私は77歳の『喜寿記念』として完歩します。小河会長はゴールで待っていてください」と宣言。スタートの地点ではその覚悟で自信も持っていた。

 

30㌔地点から足の裏を針で刺すような痛みが襲ってきた。実は半分程度の皮が剥離(マメ状態)したのに気付かず、砂が入り込んだと勘違いし靴下を取り換え、靴の中を拭いて歩き続けた。早く分かっていればそれなりの手当てができたのに、帰宅してから妻に指摘されるありさま。原因は不明だが靴底の角度によるものと推察。過去3回の大会では無縁だった。

 

夜が白々明けるころ、いろいろな思いが走馬灯の如く頭の中を駆け巡る。断腸の思いでリタイア宣言。痛恨の極みである。

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