平成27年10月15日(№6874) リピーターの拡大
リピーターの拡大
アベノミクスの効果を待っているようでは、会社の生き残りは極めて危うい。リフォームの商売では職人も資材も心配はないが、新規受注の見込みが薄くなっている。他社の多くはチラシによる安売り合戦に走ったが、効果は期待した程ではない。最近は大手も鳴りを潜めているようだ。さほど需要がある訳ではない。安売りで新規客を求めるのは虫が良すぎる。
それに新規客を獲得するにはコストが掛かりすぎる。チラシも安くはないし、当たる確率も極めて低い。残るはリピーターの活用だが、これは一筋縄でいかない。平素かゆいところまで手が届くようなサービスをしておれば期待が持てるが、粗末にしているとしっぺ返しを食らう。幸いかねてから「オフィスのサロン化」を進めている。今のところ好評である。
現在「人生講座」や「生涯学習」に活用しているサロンの奥側に約30㎡の印刷室がある。そこに映像ライブラリーなど設け、ОB顧客が自由に使えるスペースにしたいと考えている。弊社の顧客は熟年者が多い。3階は無理があるのではないかという意見もあったが、社員との交流を深めるには上の階が効率も良い。幸い手持ちのDVDや優良図書はある。
客層の知的水準は極めて高い。運営を誤らなければ情報発信基地として新しいコミュニティを生みそうだ。2階の「小粋なギャラリー」は定着しているので「知的商品販売」のショップも夢ではない。少し欲張り過ぎのようだが夢を膨らませている。既に6年を超える講座活動を通じて認知度は極めて高い。運営ノウハウの蓄積と経験も半端ではないほど大きい。
成功絶対の確信を持つほど厚かましくはないが、初期投資は極めて少額だ。従ってリスクは少ない。自信を持っている。