日々雑感~デイリーメッセージ~

平成27年10月8日(№6867) 企業価値の追求(タナベで学ぶ)

企業価値の追求(タナベで学ぶ)

経営環境は益々厳しくなると覚悟しなければならない。安倍首相は「これからは経済…」と進軍ラッパを吹いているが、残念ながら地方や零細企業はアベノミクスの恩恵には距離がありすぎる。自力で乗り越える闘志が必要である。どんなに優れた仕事をしていてもブランドが三流ではお客様も振り向いてくれない。価値を顧客が認めれば高くても売れる。

 

これはビジネスの原則である。質の高い商品やサービスは正しく伝えることで価格に転嫁できる。ブランドとは商品やサービスの価値を伝えることである。まず小手先の枝葉末節にとらわれず本質を見つめたい。企業活動の根幹に関わることが出来ているか、それを顧客に正しく伝えているか、顧客はその価値を正しく理解し、購買動機に結びついているか。

 

ブランドは企業と顧客の約束であり、そのイメージを裏切らない企業姿勢と良質な体験が求められる。成功した企業は「ブランディング」に成功している。ブランディングとは顧客にどんなイメージを持ってもらうかであり、企業の独りよがりにならないよう外部からの目線は重要である。

 

「ブランディングの五つのポイント」。

①企業としての使命感や創業の原点に基づき、顧客における自社の価値や存在意識を明確に認識する。②自社を知ってもらいたいターゲット顧客を明確に定義し、そのニーズや実態を調査し、把握する。③商品やサービスのコンセプトを明確にし、品質や技術を磨き上げ、顧客価値として際立ったものにする。④販売チャネルの選択やプロモーションの活動を通じて顧客との対話を密に、顧客に選ばれるための相互理解を深める。⑤社内にブランドとそれを具現化する行動を浸透させ、企業風土の改革や教育によって実現していく。(タナベ)