平成27年12月3日(№6923) 仕事の壁

仕事の壁

リフォームの仕事は複雑で厄介なことが多い。何よりも人間関係がベースだから、経験の浅い若い人には大きな高い壁に感じられるだろう。会社の信用をバックに運よく大きな仕事の注文をいただくことがある。ホッとした喜びも束の間、そこから未知の体験のトンネルに入る。お客様から嫌な顔をされ、会社に戻れば上司に叱声され、家では落ち込んでしまう。

 

この辺りは誰もが通る道だ。逃避するか挑戦するかは自由だが、人生の勝利者になるためには逃げることは許されない。やみくもに悩んでも仕方がないのでどうすればいいか、一度試すべきことを整理してみる。大抵のミスは4つの基本動作の未熟から起きる。仕事をするということは「聞く」「考える」「書く」「話す」という4つの要素がスムースに回ればいい。

 

「聞く」ということは相手の話が支離滅裂でも、話の筋道をつけて整理する。相手に質問できるようにする。「考える」のはインプットした情報を思いつくままカードに書いていく、系統的に並べ替える。整理、分解、比較をするうちに「考え」がまとまる。さらに本書きをする。「本当に正しいか」「見落としはないか」「重複していないか」など、書いて結論を出す。

 

これは上司に報告するとき、説明するとき、お客様の苦情処理や職人に対する依頼や指示、すべてに一つのパターンとして有効である。基本さえしっかりしていれば、ある程度枝葉末節は自分流が入っても障害にはならない。一気にはいかないが、経験を積むことにより薄皮が剥げるように見えてくるものだ。そうすれば仕事を楽しくなり、遣り甲斐に繋がる。

 

4つの要素の根底にあるのは、「整理」「分解」「比較」であることに気づく。やがて思考回路もクリアーになり、前に進む。

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