平成27年4月30日(№6706) 創業50年記念誌「KIZUNA」
創業50年記念誌「KIZUNA」
創業50年を記念して未来志向のムックを企画した。編集は「TAKENOKO」「SOUJI」に続きジャパニスト主幹・高久多美男さんにお願いした。過去を誇るありふれた記念誌ではなく、格調高くこれからの50年を社会に伝えるべきという高久案に賛成。タイトルは「KIZUNA(絆)」を希望したが叶えられるかどうか。過去の二作は叶わなかった。七月末発行。
メインの対談は「TAKENOKO」が中田宏さん(元横浜市長)、「SOUJI」は鍵山秀三郎さん(イエローハット創業者)にお願いした。今回は山本明弘さん(全国信用組合連合会長&広島市信用組合理事長)に我が儘を言った。快諾はもらったが超多忙の身の上だから日程調整が難航。その結果、場所は東京、時間は4月28日午前8時から10時までの2時間と決まった。
待ち合わせは午前7時半、中央線・市ヶ谷の改札口。1時間ほど早めに現地到着していてよかった、予想通り山本さんは30分も早く待ち合わせ場所へ。そのままスタジオに向かう。照明等の設営を済ませ対談が始まる。ナビゲーターは高久さんが務められた。細かい打ち合わせもないままぶっつけ本番のスタートだったが、格調の高い元気いっぱいの対談なった。
マルコシは創業50年、広島市信用組合との取引も50年、山本さんは入組して50年、まるで語呂合わせのようだが50でつながった。山本さんとの共通点は多い。「頑固」、「一途」、「ひたむき」、「ぶれない」、「シンプル」など上げればキリがない。50年も取引がありながら、ゴルフや飲食などのお付き合いはゼロ。ここまで徹底すると理解は深まるというもの。
ここまで本業に徹した金融人に出会ったことはない。ジャパニストで取り上げて日本の金融界を正したい(高久さん談)。