平成27年6月10日(№6747) 傍迷惑にならないように
傍迷惑にならないように
今年が5回目の参加となる「中国山脈横断100キロウォーク」にエントリーしている。後期高齢者の仲間入りしたのを機会にチャレンジを始めたが、一回目は18㌔、二回目は38㌔、三回目は50㌔、四回目は73㌔と記録を伸ばしてきた。今年は記念すべき五回目であり、年齢的にも最後のチャンスと張り切っていた。ところが不覚にも1月に肺炎で入院した。
入院中はもちろんのことだが、退院後も体力の低下でウォーキングがままならなかった。半ば諦めていたがなんとしても悔しい。「倒れて後止む」の思いでチャレンジを決意した次第。ところが妻を始め周りは「傍迷惑」と反対の狼煙があがった。先週から意識して一日1万歩のウォーキングを続けている。さてどうしたものかと思案しているが、中止することはない。
日曜日は早朝のゴミ拾いや竹の子学園の農作業などで、終日フル回転した。万歩計は奇跡的に23800歩を記録した。午後5時半一旦会社に帰り、2時間ほど仕事をして徒歩で帰宅した。我ながら疲労困憊でありながら、「日々完結」の精神力が残っていたことに自信を持った。23800歩を換算すれば18㌔に相当する。第一チェックポイントの距離と同じだ。
さいわい天気予報も曇り時々小雨と条件はいい。サポーターがいないからその後のリタイアは主催者に迷惑をかけることになる。四方丸く収めるには完歩しかない。密かに決意した。孤独のウォークになるがどうせ一人ぼっちの旅だ。「傍迷惑」にならないようマイペースで歩き続ける。今週は睡眠不足にならないよう心がけている。気負いはないがラストチャンス。
高齢者だから体力を温存すべきだろうが、「日々完結」「例外なし」の生活リズムは崩さない。体力不足は気力でカバー。