平成27年7月14日(№6781) 一流の人になるために
一流の人になるために
一流の人になりたくないと思う人は少ないだろう。人として生まれてきたからには、ともかく一流を目指すことが大切だ。新人は仕事の型を身につける必要がある。20代では自己ブランドの社内構築。社内でも「優秀だね」と言われる存在を目指す。30代では自分の方を見出し、プロへの第一歩を目指したい。「○○なら△△クンに任せれは安心」というところまで。
40代になれば一流のプロとして社内だけではなく社外でも認められる存在。50代になると世代継承性と社会貢献を優先させるべきだと識者は言う。その通りだと思うが、それにはどんな能力が必要か。まずはその理解が必要だ。次の能力をどう考えるか。誰にでも思いつけるのは、①職務能力、②リーダーシップ、③学習能力、④自律力、⑤人間性、だろうか。
①職務能力はなければ話にならない。必然の能力だ。②リーダーシップは必ずしも組織の長だけに必要な能力ではない。人を巻き込む能力だと解釈すれば、新人であろうと幹部であろうと必要だ。商談にリーダーシップは不可欠だ。問題は③の学習能力だ。これは解釈によっては色々だろうが、自分はあると自惚れる人も多いと思うが、それほど簡単ではない。
7月1日からさまざまなニュースなどを提供し、①読む、②理解する、③考える、④まとめる、⑤書く能力を養ってもらっている。社長以外すべての人が、二行にまとめたアンサーを書いてくれている。幸い私が予想した以上にすべての人が優秀だ。この分なら複雑な「学習力」について理解がもらえるだろう。学習力を身につけるための分析を近々に行いたい。
①「学習テーマ設定力」、②「学習計画力」③「学習継続力」、④「踏み出す力」。今日は過去の最終日、未来の出発日だ。